Q.14 地震時の取扱いについて

(更新日:2015年7月27日)

 地震の影響について,道路土工 擁壁工指針(平成24年度版)(p.236)に「高さ8m以下の補強土壁で常時の作用に対して,部材の安全性と補強土壁の安定性を満足する場合には,地震動の作用に対する照査を行わなくてもレベル1地震動に対して性能2を,レベル2地震動に対して性能3を満足する」と記載されています。
 補強土壁高(直壁)5m+土羽高3mの場合,地震時の検討は必要でしょうか。
また,補強盛土工と補強土壁工で地震時の震度は異なるのでしょうか。

A.14

 道路土工 擁壁工指針では地震の影響については次のように対応します。

 

一方,補強土壁主要3工法の設計・施工マニュアルでは,地震の影響について上記の擁壁工指針よりも厳しく規定されている。対応を以下に示す。

 

以上より,補強土壁高(直壁)5m+土羽高3mの場合は,設計・施工マニュアルに従って設計する場合には,重要度に関わらず地震時の検討が必要となります。

重要度1の場合には,レベル1地震動,レベル2地震動の両方の検討が必要ですが,重要度2の場合には,レベル1地震動のみの検討が必要となります。

 

また,補強盛土工と補強土壁工では地震時の震度は異なります。

補強盛土工の地震時の震度は盛土工指針に準拠しますが,補強土壁工の地震時の震度は擁壁工指針と盛土工指針の両方に準拠します。

 

 

 

 

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補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。

一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。

さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。

このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法

弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。

公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。

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