2/20/'18

補強土壁工法技術ノート(No.2)

【補強土壁工法の歴史】

盛土中に補強材を入れて土を補強する方法はかなり古い時代から用いられていた。例えば中国においては紀元前から葦や竹などの小枝を粗朶(そだ)状にして土構造物の補強材として利用していた。またわが国においても軟弱地盤上に盛土する場合に補強材としての粗朶を敷設する方法が江戸時代に利用されていた。

このように土の中に補強材を敷設して土自体を補強するという工法自体は新しいものではない。しかしながら,現在の補強土壁工法発展のきっかけとなったのは,1963年フランスのH.Vidal(ビダール)によって開発されてテールアルメ工法である。

ここでは国内及び海外での補強土壁工法の現在までの歴史について述べる。

西暦年 国内 海外 総括
第1期 1963
|
1971
  1963: テールアルメの開発(仏)
1971:テールアルメ工法,コンクリートスキンの開発(仏)
1975:テールアルメ工法,リブ付ストリップの開発(仏)
海外で補強土壁工法が開発,施工される.
国内での施工実績はない.
第2期 1972
|
1982
1972: テールアルメ工法初施工 (山梨県) 1979ジオグリッド開発(英) 国内で初施工.
補強土壁工法としては,テールアルメのみが存在する.
第3期 1983
|
現在
1983: 多数アンカー工法初施工 (山口県)
1984: ジオグリッド補強土壁工法初施工 (鹿児島県)
1987: RRR工法初施工 (大阪府)
1988: TUSS工法初施工 (千葉県)
1990: ワイヤーウォール工法初施工 (兵庫県)
1991: ウェブソル工法初施工 (山口県)
1998: アデムウォール初施工
  テールアルメ以外の工法が開発され,国内で施工される.
現在国内では数多くの工法が競合している.
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補強土壁工法形式比較検討業務のご案内

 

補強土壁工法とは,壁面材,補強材,及び盛土材を主要部材とした擁壁の1つです。

一口に補強土壁工法といいましても,数多くの種類(30工法程度)があり,各々の工法が持つ特性も異なっています。

さらに設計法についても統一したものがなく,各工法により異なった手法を採用しているのが現状です。

このような状況において,現地に適した補強土壁工法を選定するためには,各工法の特性と現場における各種条件を整理して,十分検討する必要があります。(参考:工法選定の問題点と正しい選定法

弊社では,各工法で同一の条件を用いた設計計算を基に,経済性だけでなく,安定性や耐久性についても充分に配慮した選定を行なっております。

公正公平な比較検討を行なうことにより,コンプライアンスに対応した成果品をお届けいたします。

【取扱工法】 テールアルメスーパーテールアルメ多数アンカーTUSSアデムウォールRRRジオパネルジオブロックレコウォール緑化テールアルメワイヤーウォールテンサーアデムE-グリッドセルフォースコスモグリッドテンロン

成果品の一例

・ 補強土壁工法比較表(A3版)

・ 各工法ごとの横断面図(A3版)

・ 補強土壁工法形式比較検討書(A4版)

・ 各工法ごとの断面設計計算書(A4版)

・ 各工法ごとの概算工事費計算書(A4版)

 

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検討条件により別途お見積もりさせていただきます。

 

業務手順

工法選定条件確認

比較形式の選定

工法の絞込み
選定条件と工法特性により,工法を絞込みます。

計算図面工事費算出
工法の設計計算,横断面図を作成し,工事費を算出します。

比較表作成
あらゆる項目に対して検討し,比較表を作成します。

工法選定・検討書作成
最終的な工法を選定し,検討書を作成します。

成果品の送付

 

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